2008年9月11日木曜日

日本のIT業界の将来

なんて恐ろしいタイトルをつけたくなるような会合に行ってきました。

。。。横浜の坂の上でつかれました。 景色良かったけど。
。。。。目一杯、からまわりしていました。こりゃ大変そうですね。

勝手に要約すると
1.官(経産省とか文科省)はΣプロジェクトなど全く当てにならない状況ですねっと(私賛成)
2.学(大学・大学院)は、文科省や財界の後押しでITスキル養成の学科作ったのは良いけど。。
3.民(企業)は、昔は金持ってたけど、最近はお金が無くて余裕が無いですねっと。

民が学に期待するのは良いけど、学って結局お金の出所(補助金)は文科省を初めとする
官なのですね。で、問題として
 1.文科省での補助金と経産省の連携があったもんじゃないという昔からの問題が置き去り
 2.学でできることは、”無用の用”を期待するって、それじゃ以前と変わらないじゃないのという問題
 3.産業側のIssueで学が動いて欲しいとの虫の良い相談ですが、それって社会科学的
   要素を期待しているのでは? 大学がとても苦手な”学際的”ではなく。
と挙げるときりが無いほど思いつきます。 

それと、一つだけ指摘。
 A.イノベーションは管理できないのではとおっしゃっていた岸田さん。
   イノベーションマネージメントという言葉もあるし、日本の大学・企業にとても欠けている
   認識のように思います。 

もし、私が大学側だったら、ブチ切れそうな発言が飛び交う中OPENな会話が
されていたのは、とても良かったと思います。が 
技術論とかスキル論に終始してしまうこの会合、ちょっと組織論的な話になるかと
期待して初参加しましたが、やっぱり”要件って気に入らない要求って言え!”みたいな
技術会話にかなり支配されていました。 ちょっと残念。


PS. 辞書が新しいせいか”経産省”が一発変換できます。 快感

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