2019年4月13日土曜日

なぜボーイング737MAXが落ちたのか その3 事故の原因(1/2)

3.1.AOAセンサーとMCAS


  737MAXはエンジンの関係で機首があがりやすいので機首をあがりすぎないように
  MCASがついたとのことでした。さて「機首があがる」のは何で検知するかというと
  AOA(Angle Of Attack 日本語で仰角)センサーにてやっています。
  737MAXではAOAセンサーが2つついていて、AOAセンサーが機首あがりすぎを
  検知すると、MCASにより機首を下ろそうとする動きをとります。

    正常時の動きをまとめると
   機首が上がりすぎる 
    ⇒ AOAセンサーが機首上がりすぎを検知
     ⇒ AOAセンサーの結果からMCASが動作
      ⇒ MCASが尾翼を調整して機首上がりを抑制
       ⇒ 機首が下がり安定航行する
  正常に動作していれば、過剰な機首上げがなくなり安全航行の役に立ちます。

2019年4月10日水曜日

なぜボーイング737MAXが落ちたのか その2 MCASとは(3/3)

2.3 機首上げの力をおさえるもの ⇒ MCAS


  737MAXではエンジンの力が強すぎ、そして前に取り付けられているので
  より機首上げの力が強いのは前節で説明しました。
  下の絵は機首があがったときの力関係になります。(いつもながら雑です)

  つまり、機首があがればあがるほど、エンジンの推力がさらに機首を上げようと
  します。
  旅客機としてあまり良くない特性の飛行機になってしまいます。

  このため、過剰な機首上げを避けるために、機首があまりにも高くなったときに
  機首がさらにあがらないように調整する機能=MCASが設定されました。
  MCASは機首があがったと認識したとき、尾翼を調整して姿勢を修正します。

  機首が適切な角度を保つのは、適切な特性の飛行機のため、
  パイロットの操作よりも優先してMCASが動作します
  自動車で、ブレーキを踏んだら運転者優先で
  オートクルーズ解除されますが、MCASはパイロットの操作では解除されません。

なぜボーイング737MAXが落ちたのか その2 MCASとは(2/3)

2.2 エンジンがあまりにも前にあることの不幸


  エンジンが前にあっても普通に飛行する分には問題無いです。
  問題は、通常じゃ無いとき、つまりゴーアラウンド(着陸復行)の時の特性が、
  違うことです。(ゴーアラウンドだけじゃないですが)
  ゴーアラウンドをいつ使うかというと着陸しようとして、飛行機のスピードをおと
  着陸態勢をとったものの、なんらかの理由で着陸せずもう一度高度を上げることを
  言います。このときエンジンパワー最大で高度を回復しようとします。
  (エンジンパワーなしで高度回復しようとすると、更にスピードが落ち、
   着陸したくないのに着陸したり、下手をすると墜落してしまいます)
  ゴーアラウンドの時の力関係を絵にするとこんな感じになります。

  つまり、ゴーアラウンドの時にはエンジンの力の違いが出ます。
  雑な絵で申し訳無いのですが、737-500と737-800の比較をするとこんな感じです。


  737MAXの方がエンジンパワー強く、前方上方についているので
  エンジンパワーに引っ張られて機首がより強く上げる力が
  発生しているのがこの絵でわかるかと思います。

なぜボーイング737MAXが落ちたのか その2 MCASとは(1/3)

2.1 737MAXはエンジンがあまりにも前にきてしまったのが不幸の始まり


  下の2つの写メは、737-500(左上)  737-800MAX(右下)になります。

  大きく違うのは主翼の形ですが、エンジンの位置がどんどん前にでてきて
  よく見ると737MAXはほぼエンジンが主翼の外にとびだしているのがわかります。
  737MAXがエンジン飛び出している理由は、14%も燃費の良いエンジンを
  取り付けたかったからになります。
  燃費が良いのは良いのですがこのエンジンは大きくこれまで通り取り付けると
  地上とのスキマが狭くなりダメです。(規定を満たさないというのが正解ですが)
  対応策として、翼の前にエンジンをエンジン取り付け棒でぐっと前方上に
  持ってくることにより地上とのスキマを空けましたというのが
  737MAXの特徴の一つです。

2019年4月3日水曜日

なぜボーイング737MAXが落ちたのか その1目次 概要

ここから何点かはボーイング737MAXの事故について触れたいと思います

賢い人がここにまとめてくれていますが、これだと一般人に毛の生えたような
私には理解できなかったので 、そこそこ長くなりますが書いてみたいと思います

目次:
1.概要
2.MCASがなぜ必要か
3.AOAセンサーとMCAS
4.AOAセンサーエラーと事故の関係
5.責任はどこにあるのか
6.何が原因だったのか
7.対策について
8.思うこと

概要:




 この記事は、737MAXに起こっていることを私のわかる範囲で書いています。
 私の推測も入っていますのでその点はご容赦ください。
 この記事を書こうと思ったのは、この事象が飛行機知っていないとなんだこりゃと
 なってしまうこと、そしてNHKのニュースでやっていた元JALの人の解説も短い枠では
 さすがに説明しきれない様子がありありだったので、私の主観な説明をしたいと思います。

 さて事故の概要ですが
  A. 737MAXのエンジンがあまりにも前にあるのでMCASが必要になった
  B. MCASが動作するのにAOAセンサーが必要なこと
  C. 事故はAOAセンサーの不具合でMCASが誤動作してしまったこと
  D. 事故の責任は(一義的には)パイロット(PIC)にあること
  E. パイロットの立場から考えると整備不良もしくは欠陥機と思うこと
  F. 原因はエアバスとの過剰な競争でおろそかになったこと
  G. 暫定対策として、AOAセンサー故障時は飛行できない、AOAセンサーエラー時は
    MCASがキャンセルされる、そしてETOPS指定は取れないこと
  H. そもそもの問題として737は設計が古いのでなぜ767がリニューアルしたとき
    787になったようにリニューアルしなかったのか

になります。(概要だけでも長いですね)
すでに、ボーイングからは対応策(案)がGとは異なる形で出つつあるので
乗り遅れつつありますが、書いていきたいと思います

不動前のパンやさんがんばれ(というか大変だと思うけど)



不動前にまともなから揚げやさんができたなぁと思っていたのですが
残念ながらつぶれてしまったのは去年の年末ぐらいだったでしょうか
 (閉店はもっと早かったですが)
次の店子であるパン屋さんがきまったせいか、急いで
こぎれいなパンやさんになったのはいいんだけど

週休2日
朝11時(あとから10時に変更)開店 夜6時にしまる
ということで私が行き来する時間には開いていないという
不思議なパンやさんだったです。

すこしがんばったのか、朝サンドイッチなどを売るようになり
すこしは営業努力をするようになりました。

買ってみました、サンドイッチとなんか、
自然酵母系なのですね、(多分)自然酵母のもっさりした感じが
しました。私は不自然にしっとりきめ細かいパンよりもこんな
パンのほうが好きです。

がんばれぇ です。駅前に神戸屋があるのでどう差別化を
図るのか よく考えてください。パンやさん見せ方大切です。

(追記)
お客様商売です。「いらっしゃいませぇ」と明るく声かけしましょう。
シャイなのはわかっているので、買ってねという姿勢出したほうが
よいかなぁと、いつも下向いているの残念です。

2019年3月12日火曜日

山下達郎のコンサートそしてClariSのコンサート

山下達郎とClariSを同列にあつかう私があまり頭が悪いのですが

山下達郎のコンサート

前回行ったのは、もう20年以上前だったのですが、そのときは
圧倒される音の洪水に飲み込まれるばかりで衝撃の連続でした。
が、が、さすがに声量とかは戻ってはいるものの、ステージで
移動している姿が60代そのものでした。
感動で鳥肌が立つのですが、懐かしさのせいなのでしょうか
涙腺に訴えかける感じで、ある意味新しい感覚でした。
 観客もほぼ40代50代ぐらいで、ポップスというよりも
大人な雰囲気で、ひどい書き方をすると紅白歌合戦の観客席は
こんな感じなのかなとおもってしまいました。


ClariSのコンサート

アニメソング中心の彼女ら、最近は声優が歌も歌うようになったので
きつくなってきたかなぁと思っていました。が、
たしかにアニソンなのですが、彼女らの世界の歌に昇華されていて
鳥肌モノでした。
アイドルばりで、ペンライト振り回しながら聞く人、
彼女づれで聞いている人、席に座ったまま、聞き入っている人など
多様な観客で、頑張って自分たちの世界を作っていこうという
勢いを感じました。
 下の画像はレシートなんですが、このコンサートツアー専用の
レシートで捨てられません。うれしすぎます。





比較しちゃいけないこの二つのコンサート、真逆感がありましたが
どちらも楽しめました。