3.1.AOAセンサーとMCAS
737MAXはエンジンの関係で機首があがりやすいので機首をあがりすぎないように
MCASがついたとのことでした。さて「機首があがる」のは何で検知するかというと
AOA(Angle Of Attack 日本語で仰角)センサーにてやっています。
737MAXではAOAセンサーが2つついていて、AOAセンサーが機首あがりすぎを
検知すると、MCASにより機首を下ろそうとする動きをとります。
正常時の動きをまとめると
機首が上がりすぎる
⇒ AOAセンサーが機首上がりすぎを検知
⇒ AOAセンサーの結果からMCASが動作
⇒ MCASが尾翼を調整して機首上がりを抑制
⇒ 機首が下がり安定航行する
正常に動作していれば、過剰な機首上げがなくなり安全航行の役に立ちます。
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