4.1.事故の責任は(一義的には)パイロットにある
さて、このトラブルに起因する事故の責任は誰にあるのでしょうか?
通常の場合、PIC(Pilot in Command)主パイロットが責任を負います。
旅客機の乗降ドアが閉じてから、到着しタイヤ止めを入れるまでは
PICといわれるパイロットの責任です。
PICは飛行前チェックで飛行に問題が無いかを確認し、支障がなければ
飛行し、飛行中のトラブルに対して適切な対処をする義務があります。
実際、他の航空会社でもAOAエラーが発生したものの飛行前にMCASをOFFで
運用していたりライオン航空の前の便ではMCASをOFFにして運航し難を
逃れています。
同様に事故を起こしたPICもMCASをOFFにして運航するだけで
事故を回避できた可能性が非常に高いです。
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